こんにちは。アプリケーション開発部の id:takanamito です。普段はお買い物チームの一員として、Stailerの売場に関する開発を担当しています。

本記事では、先日開催されたエンジニア向け社内デモ体験会をご紹介します。

社内デモって？

社内デモとは、10XのプロダクトであるStailerを使って「買い物→ピッキング（売り場から商品を集める）→パッキング（箱詰め）」までネットスーパーの一連の流れを模擬的に再現する研修のことです。
このデモを通じて、より現場の解像度・理解度を深めることができます。

Stailerはネットスーパーのプラットフォームです。
ネットスーパーと聞くと、食料品や日用品が並んだアプリやブラウザ上の売場で買い物をするサービスを想像する方が多いと思いますが
Stailerは売場の機能だけではなく、ネットスーパーを運営するために必要な機能をまるっと提供しています。

ネットスーパユーザー向けに提供しているアプリだけだと、体感としてはStailer全体の機能の半分以下くらいでしょうか。
お客様に商品を届けるための裏側にも、Stailerの面白さや魅力がたくさんあると感じています。

10X社員は全ての機能に触る機会があるので
入社した人向けのオンボーディングプログラム「社内デモ」を通じて、Stailerが提供するネットスーパーの”裏側”の機能を体験してもらいます。

この社内デモではネットスーパーでお買い物をするユーザーと、商品を届けるスーパーのスタッフの2つの視点でStailerを体験します。

お買い物ユーザーになってみる

ネットスーパーアプリを実際に触ってみます。

商品を探す → カートに入れる → 配達希望日時を指定する → …

といった基本的な購入体験を追いながら、Stailerならではの機能や推しポイントなどを紹介します。

社内デモの本題はこちらです。注文を受けてから、商品を集め配送するまでの流れを体験します。

10Xオフィスにはこのデモを実施するため

実際のスーパーの店舗のバックヤードを再現したデモスペースが存在します！

などなど、Web系企業のオフィスでは見かける機会が少ないアイテムで溢れかえっています。

このスペースを使って、店舗スタッフとしてピッキング/パッキング業務（ピックパック）を体験します。先日開催したイベントの様子がこちら。

参加者のみなさんにはデモスペースに入っていただき、ピックパックに使う業務用のスマホアプリの画面を見ながら、時にはアプリを触ってもらいながら一連の流れを体験していただきました。

ピックパックではアプリでバーコードを読み取るオペレーションがたくさんあるのですがバーコード認識の速さに「おぉ〜〜〜」と驚きの声が上がったり

ラベルプリンターから、配送用のシールがいい感じに分割されて自動で印刷されてくる様子に皆さん驚かれていました。（機械から勝手に紙が出てくるの楽しいですよね）

実はこのイベント、筆者と同期入社の kosako (@aki85135) / X が中途社員向けのオンボーディングでこのデモを体験した際の何気ない会話がきっかけになって開催されています。

2人でデモを体験しながら “現場にエンジニアが行って業務を体験してるであろうことが透けて見える” 気のきいた実装に感動し、感想戦をしていたときに kosakoさんの「これ社外向けにやってもおもしろいかもしれませんね」という発言があったのがきっかけです。

本当に面白いデモですし、社内でやってるコンテンツとほぼ変わりない内容なので、ぜひ社内体験会にご参加ください。

特にこんな方におすすめです。

次回は2023年9月20日(水)にPdM向けのイベントとして開催予定です。参加お待ちしてます！