この記事は🎄10X プロダクトアドベントカレンダー2023の20日目の記事です。
19日目の昨日はogaさんによる「プロダクトチームとCSの連携のお話」でした。
こんにちは、品質管理部のtarappoです。
2023年も終わりですね。
唐突ですが、はじめたことをやめることってむずかしかったりしませんか? はじめたときには目的があったものの、気づいたら惰性で続けてたりしませんか?
1年も終わりが見えてきて「大掃除だ」「棚卸しだ」と動いてたりすると思うので、今日はそのような話にフォーカスしたいと思います。
品質管理部がおこなっているメイン以外のタスク
メインでおこなっているタスクについてフォーカスして話すのもよいのですが、文量が長くなりそうなのでメイン以外のタスクについて話していきたいと思います。 品質管理部ではメインとなるタスク以外にもいろいろなことをおこなっています。
例えば、次のようなものを定期的におこなっています*1。
- 入社時の品管主催のオンボーディング
- 品管週報
これらは当然、目的があってはじめたものです。
はじめたころから時間が流れていくと、当初の狙った目的が達成できていたり、その目的を達成するにはこのアプローチは異なるといったことが起きてきます。 そういった中で、現状を元に続けるべきかどうかを定期的に考えていますしメンバーからFBをもらうこともあります。
はじめたものは惰性で続けてしまいがちではありますが、これらにはメンバーの時間を一定使っています。 そのまま継続することは関係する人々にとっての時間の無駄使いにもなってしまいますし、見直すことは重要です。
この1年の間にやめる選択をしたもの
この1年間の間に、品質管理部でやめたこととして次のようなものがあります。
- ドヤ会
- 品管週報
それぞれには次のような目的がありました。
名前 | 内容 | 目的 |
---|---|---|
ドヤ会 | 部内でメンバーのドヤ!とした出来事を共有する会 | だれがなにをおこなったかをチーム間で共有(チームビルディングが目的) |
品管週報 | 週1回、品管メンバーがおこなったことを全体に共有する報告書 | 品管がどういったことを行なっているか部外の人に知ってもらう(品管の認知向上が目的) |
かんたんな目的は上記に記載したとおりです。 もう少しそれぞれについて詳しく次に記載します。
ドヤ会
ドヤ会においては、部内のメンバーの交流の一環としておこなっていました。 誰がどういったことをおこなったかというのをメンバー間で共有する場を用意することで「それいいね」と気づいてもらいやすくするというのもありました。
実際におこなっていた期間は約8ヶ月ほどになります。
それだけの期間がたつと、上述した役割の必要性がなくなったと判断し終了することとなりました。
品管週報
品管週報においては私が入社したタイミングで認知向上の目的でどういったことをおこなっているかをアナウンスするためにはじめたものです。
まだチーム*2が出来て日も浅くどういったことをしているのかというのが知られてないというのがありました。 また、今みたいにチームに入って動いていたわけではなかったため何をいまおこなっているのかというのも分かりづらいというのもありました。
次のような形でNotionに毎週週報を作って全体にSlackで共有していました。
最初にやったこととして次のブログ記事にも書きました。
この品管週報は、金曜日に週1回出し続けて次のVol.80が最終号となります。
最近は次のようなコンテンツで出していました。
コンテンツの内容はたまに見直しし更新はしていましたが、80号ともなると惰性感は出てきていました。 また、開発チーム体制になってからはチームに品管メンバーが必ずいるため当初の目的である認知度向上は達成できただろうということでやめることとしました。
残された課題とその先
上述したものについては、目的の多くは達成したことからやめたわけですが、全てではありません。 従って、残された課題はあります。
品管週報においては「認知度向上」が目的でした。 まずは品質管理部というものを知ってもらうというのがありました。
知ってもらう必要性はなぜか?というと「全員で品質を作っていく」ための第一歩とするためです。 「認知」されなくてはその先の「協業」はありません。
そのため残された課題は、本来の大きな目的に対してどういったアプローチが必要かということになります。
新しいことをはじめる
上述したように残された課題はあります。 従って、その課題を解決するという目的にフォーカスした新しいことを2024年からはじめる予定です。
新しいことをはじめたとしても、それが目的からずれてしまったり、達成したのであれば見直しは必要です。 それを肝に命じながら2024年も、また新しいことを「恐れずに」いろいろとやっていこうと思います。
おわりに
今回は品質管理部がおこなっているメイン以外のタスクについて話しましたが、メインのタスクにおいても同様です。 継続し続けることが必ずしも正しいとはかぎりません。
継続は大事ですが、いつしか惰性となってしまうこともあります。 そして、はじめることよりも止めることの意思決定のほうが大変だったりします。
しかしやめることは大事です。
2023年の1年間で品質管理部もだいぶ変化しました。 その中で取り組んできたことをやめたり、新しいことをはじめたりとしています。
2024年はどういったことを進めるのか、2023年度はどうだったのかについてはまた数カ月後にブログ記事にかければと思います。