はじめに
こんにちは!ソフトウェアエンジニアの yamakazu (@yamarkz) です。
タイトルにもあるように、10XではQA/SETのメンバーを絶賛募集しています!
今回はその募集の背景に踏み込みながら、どういった立ち回りを期待しているのか、どういった機会を提供したいのか、そして "今"だからこそ10Xを選んできて欲しい...!! という中の人の胸の内を紹介させてください。
本記事を読んで10XのQAやSETのポジションに少しでも興味を持っていただけると嬉しいです 🤲
(会社や事業の紹介はカルチャーデックに譲ります)
10XのQA/SETのリアル
いきなりですが、10Xは今非常にカオスな状況です。🌪
毎日予知していなかった問題が足元で生まれ、それになんとか対処しながら中期で達成すべき目標に向かってチームで大きな課題に取り組んでいます。
カオスではあるものの社内の雰囲気は前向きで、「世に必要とされているものを作れている」「解決しなければいけない難しい課題にトライできている」という手応えを日々感じています。🚀
現在QAのポジションにメンバーはいません。手動テストを中心としたQA業務はプロダクトマネージャーやカスタマーサクセスのメンバーを中心に行っています。
メンバー各々がこれまで培ってきた経験値でプロダクトの品質をカバーしている状況で、「このやり方ってもっと改善できるよな」「もっとテストの負荷を仕組みで減らしていきたいな」と思いつつ、そこに飛躍的な変化を加えられないもどかしさを感じてます。
ソフトウェアテスト方面の話でいくと、サーバーのテストコードは8割ほど正常系をカバーしていますが、クライアントのテストコードはほぼありません。(!)
テストの実行環境などは一通り揃えていますが、クライアントはテストコード拡充に追いつけていない状況で、手動テストで機能品質の多くを担保しています。
パートナーが増えていく状況の中、クライアントであれどテストコードを整備しない状況にはもうすぐ限界に来るだろうと予想しており、今すぐにでも整備を進めたい気持ちです。
10Xの実態を赤裸々にお伝えすると、こういう感じです。🤭
目の前のカオスな状況に奮闘しながら、QA/SETの業務をメンバーの経験値でカバーしている状態で、プロダクトを成長させてきました。 しかし、自分たちが目指している理想状態とは程遠く、こういった状況を良いものに変えていきたいと思っています。
QA/SETのメンバーに期待したいこと
先の状況を踏まえて、本格的にQA/SETをお任せできるメンバーが必要 という危機感が強くなってきました。これはプロダクトチーム全員の総意です…!
QA/SETというポジションで募集を始めるにあたって、先にチーム内で認識を揃えるために「どういった動きを期待したいか?」という問いでワークショップを行ったりもしました。
色々と意見や考えが出た中で、最終的には1.リードすること 2.見極めること この2つを新しいメンバーに期待したいという結論になりました。
現状、その領域のプロではないメンバーの中で至った結論なので、アマの一方的な希望になっているかもしれませんが、それでも今の難しい状況に向き合っているメンバーの中で、こんな役割をお任せできれば、チームのスループットが劇的にあがるはずだと確信しています。
この2つを満たした立ち回り、アウトプットであれば、具体のHowは問いません。
これは人によって色々なバリューの出し方があると思うので、バリューの基準だけを明確にして、それ以外は問わず、個人に任せたい(ぜひ、創意工夫してほしい...!)という願いからです。
10Xが提供できる/したい機会とフィールド
期待したいことを先に書きましたが、対して10Xが提供できる/したい機会ももちろんあります。入社/採用はお互いに渡せるもの、得たいものが一致しなければいけないものです。一方的に力を貸して欲しいと言うつもりはなく、むしろ10Xが提供できる機会は思う存分に得てもらいたいなと思っています。🤝
toC / toB 両方のお客様に向き合える機会
StailerはtoCとtoBのプロダクトで構成されているので、両方のお客様に向きあった課題解決の機会があります。toCは食品・日用品ECアプリ、toBは店舗の業務をサポートするアプリがメインで、それぞれに求められる品質水準やテストケースが異なるため、多様な機会を提供できます。
また、FlutterやFlutter for Web、Server Dartといったエッジの効いた技術選択 (参考) をしていたり、現場に躊躇なく足を運んでみたりする文化の中で働けるのも魅力かもしれません。
スクラッチで10xな品質保証文化と仕組みの構築とチームビルドの機会
QA/SETどちらも1人目という立ち位置になるので、組織に品質保証文化や仕組みを0から作っていくことになります。これは非常に大変ですが、0から作れる機会自体が少ないと思うので貴重な経験になるかと思います。
入社したらマルっとお願いしますと言うつもりは全くなく、文化と仕組みづくりは組織全体で一丸となって作り上げたいという強い思いがあるので、ぜひ一緒に作っていきたいです。💪 🔥
自律した個人と背中を合わせて気持ちよく働ける機会
事業やプロダクトも大事ですが、一番は一緒に働くメンバーが大事だと個人的には思っています。10Xには自律したメンバーが揃っており、背中を合わせて気持ちよく働けることを保証します。(自信100%)
(トライアル文化について)
組織文化や今の状況にマッチして働けるか不安に思うこともあるかもしれませんが、10Xには "トライアル" という選考ステップがあり、候補者の方に10Xという環境を試してもらう場を用意しています。
これは社内のドキュメントやソースコード、Slackの日常会話、という大体の社内情報にアクセスしていただいて、活躍できるイメージを互いにすり合わせる機会になるので、違和感なく働けることを確認した上で意思決定できます。
Day1からどんなに立ち回りになるの?
QAポジションであれば、リリース予定の新規機能の手動テストとそのテスト設計から入ってもらうことになりそうです。
まずは足元のテスト業務を進めてもらいながら、仕様やサービス構造の理解を深めてもらい、徐々に仕様調整部分でのレビューや社内のガイドライン整備などに入って、プロダクト全体のプロセス改善に踏み込んでいって欲しいです。
最終的にはプロダクトマネージャーやカスタマーサクセスのメンバーと協力しながら、テスト業務の推進をお任せすることになると思います。
SETポジションも、足元のユニットテストの拡充やインテグレーションテストの整備からスタートすることになると思います。
それ以外にも運用環境の整備 (CI/通知/計測) から始めてもらってもいいですし、新規開発でクリティカルなシーンがあれば、そこのヘルプに入ってもらうかもしれません。
いずれのポジションも、いきなり高いレベルのアウトプットを求める様なことはなく、キャッチアップを重ねながら徐々に個人のスペシャリティを発揮してもらいたいです。
最終的には逆算性の高いアウトプット、先の状態見据えて「今こうしておいた方が安全です」という予防線を敷く立ち回りをしてもらえると最高です。👍
"今" だからこそ楽しめること
えらい波がやってきているので、いつかじゃなくて今入社するのがおすすめですよって話をした
— ishkawa (@_ishkawa) 2021年6月11日
CTOのishkawaさんも言っている様に、えらい波がきてるので "いま" 入社することをオススメしたいです。🏄♂️
いつか機会があれば〜ではなく「今が1番ですよ」と言わせてください!
1人目、2人目というポジションは敷居が高く感じられるかもしれませんが、リードすることにトライしてみたい気概と、良い仕組みでプロダクトを支えたいという熱量があれば十分楽しめる環境だと思います。
10Xはまだ30名強の規模であるため、与えられる影響の幅がとても広いです。成長によって受ける変化ももちろんですが、与える変化も大きく楽しめるはずです。
「もっとこうした方が良いと思う」というフィードバックや、「こうしませんか?」という提案もウェルカムです。
「それは10xなアイディアだ!」となれば、わいわい!とみんなが自然と巻き込まれてグイグイ話が進んでいく文化があるので、アイディア出しから気兼ねなく行えると思います。ぜひQA/SETの専門性で、Stailerをもう一段階上のステージに引き上げてください。🔥
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。🙏
10XのQA/SETポジションのイメージが読む前よりも膨らんでいただけたら、嬉しいです。
10xな成長を支えていけるQAとTest codeをプロダクトに実装していきましょう!
QA/SETポジションでの応募お待ちしてます。